年末、会社の古本を売るチャリティーで目についたので購入した。(100円)
部屋とか物をシンプルに整理したいと思っていたので、その参考になればと思って読んだが、
それ以上の空間・情報・思考の整理術を、著者の考えと今まで取り組んできた仕事を例に紹介されていた。
- 作者: 佐藤可士和
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2007/09/15
- メディア: 単行本
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読んでいて、気になったフレーズは以下。
p72
果たして、カバンの中身はすべて必要か
“手ぶら”がもたらした、予想外の開放感
p84
捨てることは、”とりあえず”との闘いでもある
“とりあえず とっておくことは、整理するうちに入りません。単なる移動でおわってしまうのです。
p125
本質を探るということは、一見、物事の奥深くに入り込んでいくようなイメージがあるでしょう。でも実は、どんどん引いて離れていくことだと思うのです。
p163
デザインは装飾ではなく、機能を突き詰めたところに生まれる
p172
他人事を自分事に出来ると、リアリティが生まれる
p210
・空間の整理・・・整理するには、プライオリティをつけることが大切
・情報の整理・・・プライオリティをつけるためには、視点の導入が不可欠
・思考の整理・・・視点を導入するためには、まず思考の情報化を
p214
・定期的にアップデートする→モノを増やさないため
・モノの定位置を決め、使用後はすぐに戻す→作業環境をすっきりさせるため
・フレームを決めてフォーマットを統一する→わかりやすく分類するため
情報の整理のポイント
・視点を引いて客観視してみる
・自分の思い込みをまず捨てる
・視点を転換し、多面的に見てみる
思考の整理のポイント
・自分や相手の考えを言語化してみる
・仮説を立てて、恐れず相手にぶつけてみる
・他人事を自分事にして考える
まずは持ち物を減らすことをはじめてみた。
確かに使わないのに持ち歩いているものがやけに多い事に気づき
モノが少なく両手が空いている解放感も心地いいと感じた。